たかお動物病院 院長ブログ / BLOG

今年も残すところあと5日!!年末年始の診療のお知らせです。

2013/12/26(Thu)

今年も残すところあと5日となり、気持ち的に慌ただしくなっておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、年末年始の診療時間ですが、下記の通りとなります。
12月30日まで通常診療とさせていただきます。
12月31日、1月1日、2日、3日は休診となります。
年始は4日より通常の診療業務を行います。

当院で毎年ワクチンやフィラリアなどでご来院のある患者様、現在、当院にて通院治療をされている患者様で急患の場合は一度必ずご連絡いただき、留守番電話にメッセージを入れてください。折り返し連絡いたします。

当院に紹介来院され、無事手術も済んだワンちゃんの患者様から、本日頂き物を頂戴しました。患者様のメッセージがとてもありがたかったです。
自分らは動物を通じて動物と飼い主さんを幸せにする職業だという事を改めて強く感じました。
来年も自分らを通じて一頭でも多くの動物、一人でも多くの飼い主さんに幸せを感じてもらえればと思います。


肺動脈狭窄症

2013/12/09(Mon)

随分とご無沙汰しています。
久々のブログ更新です。
本日は『肺動脈狭窄症』のについてお話します。

肺動脈狭窄というのは生まれつきの心臓および血管奇形により肺動脈の入り口が細くなり、右心系(肺動脈、右心室、右心房、大静脈)の機能を障害する病気です。
肺動脈狭窄と一概に言っても狭窄される(細くなる)部分によって大きく分けると
1.弁下部狭窄
2.弁上部狭窄
3.弁性部狭窄
などの種類があり、他の心奇形と合併することも多くあります(ファロー、VSD、PDAなど、単一冠動脈奇形)。
狭窄の程度により軽度〜重度の病態があります。
症状は失神発作、呼吸促迫、労作性疲労(動いた後にすぐ疲れる)などといった症状が一般的であり、重度のものは『突然死』のリスクが著しく高くなります。
治療は重度の場合は外科的な介入が必要です。(バルーン弁口部拡大術、流出路拡大術など)

下記は肺動脈弁上部狭窄と診断した検査所見です。
症例は7ヶ月のワンちゃん(フレンチブルドック)でした。
狭窄の程度は重度でありました。(狭窄部の最大決流速が682.7cm/sであり圧較差186.4mmHg)
飼い主さんの稟告ではやはり、興奮時に労作性疲労が起こっているようです。
症例は短頭種(鼻の短い犬種)であったため、狭窄の原因が『単一冠動脈奇形』も考えられたため冠動脈造影検査も行いました。

上記の症例はワクチン接種時の健康診断で心雑音が指摘されて比較的早期に今回の診断につなげることができました。ちょっとした『健康診断』でも侮れないなと感じる今日このごろです。治療に関しては慎重に決定していきます。

【エコー所見1:右室流出路に狭窄所見】


【エコー所見2:右室流出路の血流速測定】


【右室流出路造影検査所見:三尖弁逆流もあり後大静脈の一部が造影されています。】


【冠動脈造影検査:単一冠動脈奇形は確認されませんでした。】


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