たかお動物病院 院長ブログ / BLOG

心雑音

2015/04/20(Mon)

いつもご訪問頂きありがとうございます。

今回、当院に他院の先生より循環器疾患のご紹介がありました。

紹介内容は【心雑音】が聴取されるので詳しく検査をしてもらいたい。という内容でした。

最近、このような形で近隣の先生方より症例の紹介を良くいただくようになりました。すごく光栄です。

さて、心雑音ってどんな時に生じるのか皆さんご存じですか?

心雑音は心臓の弁の異常で血液が逆流をおこしている時や狭窄をおこしているところを血液が通る時、短絡疾患(動脈管開存症、心室中隔欠損症などといった心臓や血管の奇形に関する病気)や心臓病の影響で心室の拡張性が傷害された時などに主に聴取されます。

今回の症例の心雑音の原因は僧帽弁逸脱による弁の閉鎖不全症から起こっているものでした。腱索という弁を吊っている紐状の組織が断裂したことが原因として考えられます。



上記の画像から僧帽弁(左の房室弁)からの逆流があるために右と左を隔てている心房の中隔という壁が右心房側にこのように変位しています。これは、逆流のために左心房が拡大し、内部の圧力が上昇しているためです。これがひどくなると肺水腫という恐ろしい病態を招きます。弁の閉鎖位置の変位もあり、腱索断裂を疑う所見が認められました。

【組織ドップラ】


また、当院のエコーでは【組織ドップラ】という機能がついており、弁輪部の動きを波形としてみることができます。この症例の場合、僧帽弁の弁輪部の動きに異常が認められ、心臓の筋肉の弛緩異常が疑えます。

当院ではこのようにエコー検査などを用いて心臓の形態的な動きや、血流の評価を行い、治療を決定しています。

以前、【心雑音】を指摘されたことのあるワンちゃんや猫ちゃんを飼われている飼い主様はこのような形での心臓検査を受けていただくことをお勧めいたします。心臓病は進行性の病気です。悪化する前にきちんと検査を受けましょう。


診療時間変更のお知らせ

2015/04/20(Mon)

うきは市にお住まいの方は既にご存知かと思いますが、4月20日(月)、21日(火)、22日(水)はうきは市内の狂犬病予防集合注射に参加のため、午前中、獣医師不在のため診療が行えません。
午後からは通常通り15:00〜19:00まで診療を行っております。
スタッフは午前、午後とも勤務していますので、食事等の診療以外での対応は可能です。
急なお知らせで誠に申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。

たかお動物病院
獣医師・院長 高尾 紘一郎


ホルタ心電図

2015/04/15(Wed)

昨日からホルタ心電図検査でお預かりしているワンちゃんです。

不整脈疾患があり、今後の治療を考えるためにホルタ心電図検査を受けてもらいました。

動物の場合、このような洋服を着てホルタ心電図の検査は行われます。

洋服の着心地がいいのか特に気にした様子はなく検査は順調にすすみました。

24時間経った今朝、データを回収。

おとなしくしていてくれたおかげで、記録はバッチリ出来ており、今後の治療を判断する上で重要なデータがとれました。

後は飼い主様と治療に関して相談です。



※写真の掲載に関して飼い主様の了承を得ております。


足裏の毛

2015/04/13(Mon)

本日ご来院いただいたワンちゃん、混合ワクチン接種のために来院。

身体検査で足の裏を見ると、毛がかなり伸びていることを発見。。。



足の裏の毛がこんなに伸びていると肉球が隠れてしまい、フローリングなどで足を滑らせてしまいます。。。

ただ、滑るだけなら良いのですが、それが原因で靭帯を痛めてしまったり、骨折などをしてしまったりと事故が起こる可能性があります。とくに、膝蓋骨の脱臼などの整形外科疾患を持っているワンちゃんは特に注意が必要です。。。

飼い主さんに説明し、足の裏の毛をカットいたしました。
バリカンでカットしていきます。


カットをしていくと肉球が見えてきます。下記の写真はまだ途中の段階です。


完成の写真は無いのか???やはり、そこが気になりますね。。。

実は撮影するのを忘れてしまいました。。。(^^;)

次回アップいたします。。。

フローリングでワンちゃんが足を滑らせているようでしたら足の裏の毛が原因かもしれません。事故に繋がる前に毛をカットしましょう。この処置はバリカンさえあれば、お家で飼い主さんが頑張ればできる処置の一つでもあります。

※飼い主様の了承を得て掲載をしております。



不整脈

2015/04/11(Sat)

いつもご訪問頂きありがとうございます。
さて、今日は不整脈について少し話をさせていただきます。
不整脈は心臓がきちんとした拍動を行えていない状況のことをいいます。
原因となる事柄は心臓の病気はもちろんのこと、代謝に関わる病気、ホルモンの異常から出てくる病気などが原因していることもあります。
症状は人では動悸やめまい、フラつきや失神といった症状が出てくるものもあります。一般的に動物ではフラつきや失神という症状で飼い主さんがおかしいことに気付き来院されるケースが主です。おそらく、動物は動悸やめまいといった症状を言葉で伝えることができないためだと考えられます。
生理的に出てくる不整脈に関してはそれほど心配ないことの方が多いですが、頻発する不整脈は注意が必要です。ふらつきを伴い徐脈(犬で心拍数が60回/分をきるもの)があるものや、頻脈(安静時に犬で180〜200回/分を超えるもの)などは特に注意が必要です。不整脈の中には致死性の高い不整脈などもあります。

下記はフラつきが主訴で来院のあったワンちゃんに認められた『第3度房室ブロック』という不整脈です。


エコー上で異常な心房から心室への血液流入が認められました。


第3度房室ブロックは犬では心拍数の減少により一般的にフラつきや失神を起こす不整脈です。治療はペースメーカーの埋め込みが必要となります。


GW(ゴールデンウィーク)の診療について

2015/04/09(Thu)

少し寒い日が続いておりますが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか?

さて、今日はGW(ゴールデンウィーク)中の診療日、診療時間のお知らせをいたします。

4月29日(水曜日:昭和の日) 休診
5月3日(日曜日:憲法記念日) 休診
5月4日(月曜日:みどりの日) 休診
5月5日(火曜日:こどもの日) 休診

とさせていただきます。ただし、5月2日(土曜日)と5月6日(水曜日:振替休日)は下記の時間帯で診療を行います。
5月2日(土曜日)9:00〜12:00 15:00〜19:00
5月6日(水曜日)9:00〜12:00 15:00〜19:00

よろしくお願いいたします。

さて、今朝は久々に太陽が拝めました。今日も1日良い日であるよう頑張っていきます^^

たかお動物病院 院長


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たかお動物病院

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