たかお動物病院 院長ブログ / BLOG

心室中隔欠損症(VSD)の開心術

2016/07/05(Tue)

6月26日に行った心室中隔欠損(VSD)の開心術から1週間。

手術を受けたワンちゃんの経過は良好です。


動いている心臓にメスを入れるのが開心術。

この手術を行うには下記のような大掛かりな機器が必要であり、また、執刀医、助手、麻酔医、体外循環器を操作する技師、周囲のサポートを行うスタッフとの連携が重要になります。
【体外循環器】


心室中隔欠損症(VSD)という病気は心臓の左のお部屋(左心室)と右のお部屋(右心室)を隔てている壁(心室中隔)に穴が開き、血液が行き交うような病気です。今回の症例はその穴が大きく、行き交う血液の量が多いため手術となりました。

手術は順調に運び無事終了しました。
【手術風景】


人の医療での開心術の歴史は古いですが、獣医療ではここ近年で一気に発展してきました。

正直、外科でないと治せない心臓病は多いのが実際です。

今回の症例は9ヶ月齢。この先、頑張って良い一生を送ってもらいたいです。

今回の手術にご協力いただいた先生方、スタッフに感謝です。

特に、今回の手術に関して遠方より来ていただいた同級生であり、【白金高輪動物病院】総院長の佐藤貴紀先生、おつかれまでした。

これからも1例でも多くの心臓病の動物の力になれればと日々精進してまいります。



色々とあった週末〜月曜日

2016/06/14(Tue)

いつもご訪問頂きありがとうございます。
先週末は重病の患者さんばかりが入院していたため、とても慌ただしい週末でした。
極めつけは先週土曜日の診療時間に来た猫の症例。。。
主訴は吐き気。しかも、液体みたいなものをかなり吐いているとのこと。
ご飯も食べなくなっているとのことでした。
お腹のエコー検査を行うと、胃の中に液体が溜まっており、胃の出口に異物を疑うような所見がありました。

飼い主さんの同意のもと内視鏡検査を行うと、胃の出口に何やらあります。

内視鏡での除去が一番なのですが、この異物、胃の出口にガッチリはまっていまして内視鏡での除去は困難と判断し、開腹し、除去。こんなのが出てきました。

異物を確認してもらうと、スリッパのソールだということが判明。
あんなにガッチリ胃の出口にはまっていたら吐き気も治まりませんよね。。。
除去後は無事回復し、先日退院いたしました。

このような感じの重症が続きましたので、日曜日はグッタリ。。。そして、月曜日を迎えたのですが、月曜日の朝に嬉しいサプライズが!!
この前から、長男の飼育していたイモムシが蛹になっていたのですが、とうとう、アゲハチョウに成りました!!

いや〜、嬉しいというかなんとも言えない自然の素晴らしさですね?お陰で疲れが癒えました!!


ペットチャンネルの配信

2016/05/24(Tue)

飼い主さんに楽しくペットに関することを学んでいただくためにペットの情報番組を配信していただくようにいたしました。
下の様に真面目な番組から、お笑い系の番組など様々。ずっと見ていても飽きのこない内容です。
一押しは『猫会議』
思わず笑ってしまいました。
当院にご来院の際は見てみてください^^


原鶴温泉花火大会

2016/05/21(Sat)

昨日の夜は毎年恒例の『原鶴温泉花火大会』が行われていました。

当院の駐車場からでも花火は見えるので子どもと一緒に外で弁当を食べながら観賞いたしました。



いや〜、とても綺麗です。

昔はよく会場まで行って花火を見ていましたが、少し離れたところで見る花火が最近は情緒深く感じられますね〜。

また、一度でいいから上空から見下ろす形で花火を見てみたいものです。

毎年この花火大会をみるともうすぐ夏だなぁと感じてしまいます。

世間的にあまり良いニュースを聞くことが最近ありませんが、ちょっとだけ元気をもらいました。

さて、今日も1日頑張るぞ〜〜!!


他院で余命数ヶ月と言われたワンちゃん

2016/04/23(Sat)

先日から他院より転院されたワンちゃんの来院がありました。

以前の動物病院で『腎不全、夏までしか持たないよ』と言われたワンちゃん。

飼い主さんが前医の診断に御納得いかないとのことで、お知り合いの方から当院を勧められ来院。

と、ここまではどの病院でも比較的経験をする転院症例の一般的な内容。

腎不全であることを当院でも証明すればご納得いただけると思い検査に臨むと。。。

何かが違う。腎不全なのにクレアチニンのデータが低い。。。

お腹のエコーをみると、子宮の異常が。。。

結果『子宮蓄膿症』でした。

夏までとはいわず、このままの状況であれば明日までもつかわからない状況。

血小板の数値も低下しており、全身的に紫斑が認められるような状態。黄疸もあり、自分の力で立つこともままならない状況でした。

輸血をはじめ様々な薬剤を用いて手術に臨み、無事手術は終えることができました。

今回も↓が役に立ちました。


血小板が低く、出血しやすい状況なのにこの電気メスを使用することにより出血はほぼありませんでした。


術後経過も順調で一昨日より食欲旺盛。血液のデータもほぼ正常値に回復。

本日、無事に退院でき、飼い主さんの顔にも笑顔が。

退院後も定期的な通院は必要ですが、とりあえず一安心。



最後に飼い主さんは『もし、あのまま以前の病院の先生の言葉を信じていれば、この子は助かっていない』と言っておられました。正直、その言葉は自分の胸にも響きました。

自分たち獣医師は病気に対して常に謙虚であるべきであり、驕りは禁物、言葉を話せない相手なので全体的な病状の把握をしないといけないいうことを改めて再確認した症例でした。

当院では毎年少しながらですが、獣医療のバージョンアップを図るための投資を行い続けています。今後もこの投資は行い続けるでしょう。


美味しいフィラリア・ノミ・マダニの予防薬

2016/04/19(Tue)

下記の製品、この春から当院でも導入いたしました。

昨年春から当院でも使用しているノミ・マダニ薬の新製品なのですが、この薬、何が凄いかというと

『フィラリアもノミもマダニも予防できる』というところです。

それに加え、ワンちゃんの嗜好性が高いところもポイントです。

体重に合わせ各種取り扱いを始めました。4月から12月分までおまとめで購入された患者様には特典もございます。(4月末日まで)

今年も予防をしっかり行いましょう。


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