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椎間板ヘルニア手術

昨日、病院の診療時間後に椎間板ヘルニアの手術を行いました。
椎間板ヘルニアとは椎骨(背骨)と椎骨の間には、椎間板と 呼ばれる軟骨のクッションがあります。 椎間板ヘルニアは、この椎間板が背側に飛び出し、脊髄を圧迫する疾患です。原因は完全には理解されていませんが、 遺伝的素因、日常の負担、加齢、体の構造、などのさまざまな因子の複合と考えられています。
ダックスフントの有病率は19-24%と言われています。
今回の症例もダックスフントでした。
X-ray造影検査にて造影剤の欠損像を確認し、手術を行いました。

検査・手術・手術で役に立った道具などをPhotoshopで編集しました。
(クリックすると大きい画像が見れます。血がダメな方はご遠慮ください。)


暑いですね〜!!

日に日に暑くなってきましたね?
動物たちにとっては辛い季節となってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
うちの猫たちはこんな感じ・・・



朝からずっとこういった感じで過ごしています。

暑くなってくると熱中症が心配ですね?
特に基礎疾患(呼吸器や循環器疾患、代謝性疾患)などがある子は要注意です!!
少しでも、涼しいところでお水なども十分に補給してくださいね?
お散歩は日差しが強い時間帯は避けましょう。


子犬のおしりから

1週間前にもらってきたばかりの子犬のお尻から虫が出てきたということで来院。

それで、どんな虫かというと

コレです↓(お食事中の方すいません・・・あと、飼い主さん、勇気を振り絞って持参していただきありがとうございます!!)



回虫です。糞便検査においてもたくさんの卵が確認されました。

比較的、駆虫薬で駆虫しやすい寄生虫です。

子犬の成長に悪影響を及ぼすものなので、早速、駆虫薬にて治療開始です。


東北地方太平洋沖地震

 もう、報道などで皆さんもご存知かとは思いますが、3 月 11 日午後 2 時 46 分ごろ、マグニチュード 9.0 を記録する地震が東北地方太平洋沖で発生し、この震災の影響で多くの犠牲者が出ており、胸が痛む毎日が続いております。
 こういった状況下で、被災者の方々に自分が何ができるだろうと震災が起きて以降毎日のように考えるようになりました。獣医師として被災地の方に何ができるのか?自分が何か他の人とかわってできるようなものといえばそれはきっと獣医としての何かです。
 被災地の方では人と同じように被災にあってる動物はたくさんいると思います。中には災害は逃れたけど、基礎疾患を抱え毎日の治療が必要なのだけど治療が行えてない動物も多いのではないでしょうか?確かに、人命が優先なことは分かっています。
が、動物も同じ命を持っている生き物であります。また、その動物を心のよりどころにしている方も多いはずでは・・・
色々と考えさせられる部分が多いですが、自分ができることを行い、また他の獣医師と手を組んで被災地の方に援助ができればと考えております。


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