独り言
2023/06/14(Wed)
口コミで低評価があったといつもHP関連でお世話になっている業者の方から連絡。
確認すると、薬が高くて、ぼったくりと書かれてありました。
返信しましょうか?と聞いてきたので、返信したとして、理由なんて理解してもらえないないから返信しなくて良いですよと返答。以前はコメントに返信した方が良いかなと思った時期もあり、感情を抑えながら丁寧に返信してましたけど、結局、こういった事を書かれる方にはご理解いただけないから、返信は今後一切いたしません。
以下がウチの考えです(長文ですいません)。
薬は原価が安いもの、高すぎるもの、様々あります。
検査もそうです。高価な機械を使えば高くなります。心臓病みたいな特殊な疾患は使う薬がさまざまで、在庫をはくことなく、期限切れになり、処分する薬もある。でも、ないと直ぐに使いたくても入荷に時間かかるものもあります。だから、在庫する。また、設備投資をしていれば、その分のPAYもしなくてはなりません。ただ、検査代だけをバカ高くしてしまうわけにはいかない。ウチではそこの振り幅を是正する様に価格設定をしています。
(逆に、薬の量が倍になったとしても価格は変わらないというようにしてるものもあります。)
多分、それが分からない一部の患者さんはいます。動物病院はすべて同じ設備だと思っていたり、獣医も全員、同じ技量だと思っている患者さん。
常から勉強し、新たな知見を求めて、設備投資や自己投資している獣医師もいます。逆もまたしかりです。幸いに自分の周りの先生方は自己研鑽を惜しまないそんな先生ばかり。そんな環境で仕事できる九州って素晴らしい。
自分もそうでありたいと思い、獣医になってからは常に自己研鑽をしています。歳も50近くになりますが、恥を恐れずに学会発表なんかもしてます(賞は中々とれないですけどね。でも、意見をもらう事で新たな知識を得ます)。また、こんな自分でも獣医学雑誌の記事などを依頼してきてくれる出版社の方もいます。本当にありがたいことです。
設備にお金をかけずにやってる病院であれば(それも病院のやり方なので、自分はどうこう言うつもりはない)、安くしても大丈夫でしょう。
はっきり言いますと、自分は商売は下手ですし、苦手です。顔は怖いし、あまり良いとこありません。足が臭いのか猫がよく寄ってきます。
ただ、飼い主さんには自分の動物が何の病気をしていて、どう向き合うかをサポートできる獣医でありたいので、今のスタンスは変えません。何を言われても。
自分の信念を理解していただき、来られる患者さんに心血注ぎますのでよろしくお願いします。
という独り言です。
3月の診療時間変更について
2023/03/10(Fri)
いつもご訪問ありがとうございます。
下記の通り診療時間の変更をいたします。
3月14日 AM9:00〜12:00まで 診療
3月18日 院長不在
3月20日 院長不在
上記の日は院長以外のスタッフは定時の18時までいますので、診療以外の要件(処方食等)がありましたらお申し付けください。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
たかお動物病院 院長 高尾 紘一郎
今年も開始しました。
2023/02/13(Mon)
今年も開始しました。
何を?と思われる方が大多数だと思います(笑)。
コレです。
↓
12ヶ月効果のあるフィラリア予防の注射薬です。
薬だと中々飲ませるのが大変。投薬日を忘れてしまいがちで、きちんと投薬日に飲ませることが出来ない方には最適かと思います。ただ、内服薬ではノミ・マダニを同時に予防できるものがあるのに対し、コチラは純粋にフィラリア予防のみしか行うことが出来ません。
当院では毎年、注射薬での予防は2月から5月までを予定しています(5月でも既に予定頭数に達した段階で注射薬での予防は終了となります。)。
ご希望の方はお早めにご来院ください。
診療時間変更について
2023/02/09(Thu)
いつもご訪問いただき、ありがとうございます。
2月の診療時間変更についてお知らせいたします。
2月14日(火曜日)は午前中、院長不在となります。
2月18日(土曜日)はAM9:00〜12:00までの診療とさせていただきます。
誠に勝手ではございますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
たかお動物病院 院長
↑はウチの看板猫の一人の雷蔵君です。
4年ほど前の雷雨の日にウチの息子が連れてきた猫です。雷にちなんで雷蔵と命名しました。
年末・年始の休診日の案内
2022/12/29(Thu)
年末・年始の休診日の案内です。
毎年のことではありますが、下記の通りになります。新年は1月4日より診療を開始いたします。
2022年12月30日(金)〜2023年1月3日(火)まで休診
患者様にはご不便をかけますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
さて、話は変わりますが、皆様、年賀状ってどうされてますでしょうか?世間では『年賀状終い』をされる方が年円増えて行っているようで、これも時代の流れかなと思う部分もありますが、自分は未だに書き続けています。毎年、家族の写真を入れて年賀状を作成するのですが、今年はその家族の中でも特にアメショの虎次郎君に頑張っていただきました。まぁ、頑張ったって言っても、猫用の道着を着て貰っただけなんですけどね。。。
あっと因みにこんなご時世なので言っておきますが、虎次郎君にはきちんとおやつと大好きな食事をいつもよりサービスすることで同意を得ております。
その姿がコチラ↓
どの武道家より武道家らしい佇まい。しかも、かなり似合っているかと。。。(親馬鹿でスイマセン)
どうでしょうか?
11月12日、13日の出張とその後の出来事
2022/11/16(Wed)
先日、息子の【空道】の全国大会出場のため仙台に出張いたしておりました。当院にご来院の患者様にはご迷惑をおかけしました。結果ですが、息子は初戦で善戦しましたが、惜しくも判定負けでした。ただ、身長で10cm、体重で10kg近く大きい相手にひるむことなく戦えたことは親としては誇らしかったです。また、次に向けて親子で頑張っていきます。
自分が不在中、食欲不振、嘔吐で来院があった症例です。
その日は他院にて受診していただきましたが、翌日になっても調子が改善しないと留守電にメッセージが入っていました。(丁度息子の試合が始まる前)。自分にどうしても診てもらいたいとのことで、日曜日に仙台から帰ってきて直ぐに診たのですが、腹部をエコー検査するために毛刈りするとメチャクチャ皮膚が黄色く、その日の朝からおしっこがかなり黄色くなっていたとのことでした。
結果、胆嚢粘液嚢腫による胆嚢壊死で黄疸が強く出ていました。黄疸は結構酷く、内科管理で輸液と消炎治療行いました。そのおかげでT-Bilが4.6から0.8位まで下がり、肝酵素もALTが4000近くあったのが、1000位まで落ち着いたので15日の昼にオペをいたしました。
胆嚢は脆く、癒着が酷かったので摘出は大変でしたが、なんとかクリアし、オペ完了。ただ、胆嚢の疾患は術後もしばらくは安心できませんので経過に注意を払っていきたいと思います。
その後は爪楊枝を食べたポメラニアンの内視鏡での異物除去。食渣が多く摘出は大変でしたが、これもクリア。休むとそれなりに仕事が溜まります。
でも、頼られるというのはありがたいことなのかもしれません。