たかお動物病院 院長ブログ / BLOG

医療機材のメンテナンス

2015/05/29(Fri)

良い獣医療を提供するためには、良い機材が必須です。

そして、その機材の力を十分に発揮させるには。。。

そう、『技術』!!っていうのは当たり前なのですが。。。

『技術』があってもメンテナンスを怠っていたら、本来の性能が発揮できません。

今日は昨日の整形外科の手術で使用したドリルのメンテナンスを行いました。

水洗いし、水気を飛ばし、乾燥させてから潤滑油を挿す。

当たり前のようなこの作業があってからこそ、今日の今までトラブルなく使えています。




昨日はホタル観察に行きました。

2015/05/28(Thu)

ホタルがもう出ているという情報を掴みましたので、さっそく、息子とホタルを観察しに行きました。

情報提供者は当院の患者様です。

それで、情報を元に車を走らせいざ目的の場所へ。すると、そこはホタルがいっぱいで幻想的な風景が転がっていました。

そして、なんと!!驚くべきことにこの場所は患者様のお庭とのこと!!!なんとも羨ましいっ!!!(というか、突然おじゃましてすいません。。。まさか、そうだとは思ってもみませんでしたので。。。)

片っ端からホタルを捕まえようとする息子を背に一人カメラを三脚に立てて、ピントを合わせ、露出調整をする自分。。。

よっしゃ〜!!撮影開始と思ったら、息子の虫かごにホタルが沢山いて飛んでるホタルが減ってるという始末。。。

息子にホタルを逃してあげるように伝え、撮影開始です。

写真を撮ること30枚近く、かなり撮れたので写真撮影は一旦終了とし、ホタルのいる情緒ある風景を楽しみました。。。

撮った写真を比較明合成して見た画像が↓↓↓



自然の美しさは素晴らしいですね。

綺麗なものや良いものに触れることは心を豊かにしますし、いろんな感覚を養えます。

感覚を養うことは日常の生活において凄く重要だと自分は思っています。

こうやって日々の気分転換をはかりつつ、感覚を研ぎ澄ます。。。なんか、カッコつけすぎました。。。すいません。


色々と慌ただしい一日でした。

2015/05/19(Tue)

いつもご訪問頂きありがとうございます。

昨日(5月18日)はバタついた一日となりました。。。

まず、午前中は大雨の中、うきは市の狂犬病集合注射に参加し、100頭近くのワンちゃんに狂犬病予防接種をしてきました。

続いて午後は他院より紹介のあった症例の内視鏡検査。

手術入院している患者さんの退院。通院で通って頂いている患者さんの診察、処置。

とても慌ただしかったですが、なんとか無事に全ての予定をクリアしました。

下記は昨日最後の患者さんの写真です。

5月上旬より『慢性腎不全』にたいして加療している猫ちゃん。

当初は食欲が廃絶していましたが、最近はご飯も食べ、経過よく過ごしてくれているみたいです。ケージのトレイの上がお気に入りの場所でいつもここで点滴などの処置を受けてもらっています。動物もそれぞれコダワリがあるようですね。。。


日々思うこと。

2015/04/27(Mon)

下記の写真は先日、フィラリア予防時に血液健康チェックを受けていただいたワンちゃんのデータの一部です。

甲状腺から出ているT4というホルモンが正常値の下限をきっていることが分かります。


この子は10歳以上の高齢のワンちゃんで少し以前よりは活力が落ちたようだという事でしたので、このデータも踏まえると【甲状腺機能低下症】を最も疑いたくなる症例です。

【甲状腺機能低下症】は高齢のワンちゃんでの発生率が多い病気でもあります。

このように検査でしか異常が確認できない病気は数多く存在します。中には放置しておくと命を脅かす病気なんていう病気も見つかったりします。

体の異常を見つけるために人よりも検査に頼らざるをえない場合が多くあります。理由は症状自体を動物が直接訴える事ができないためです。

それに加えて飼い主さんが訴える動物の症状には様々な【主観】が混入しています。【主観】というのは時に危うさがあります。【主観】はどうしても見方に偏りが生じます。

病気を見る上ではこの【偏り】はあまり好ましくありません。

客観性をもたせる【ものさし】として検査は重要だということです。

特に一刻を争う病気の場合は的確な診断が要求されます。

そして、その診断の上にはじめて救える命があります。

2007年の開業から8年間、診療を行った中でこういった経験を数多くしてきました。

助けれた症例、限界までやったけど残念ながら助からなかった症例。。。

生き物ですからどうしても100%というのはありません。でも、100%に近づけるために獣医師も日々努力をしています。

以前より良い獣医療ができるようにと病院設備も充実させたりもします。

病気の全体的な把握ができてからの治療。これが理想ですね。

だからといって、様子をみる治療を悪くいうつもりはありません。

状況にもよりますが飼い主さんにとってそれがベストであることもあります。

しかし、逆に様子をみすぎて手遅れになっている症例に遭遇することもしばしばありますし、死にそうになっている動物に対して様子をみるのはおかしいでしょう。

命は1つしかありません。病気は治療の適期というのがあります。それを逃したら。。。

動物は言葉で人に色々と伝えることができないため、飼い主さんは一般的に動物の病気の症状というのは些細なことと判断してしまいがちなことが多いようです。

言葉を話せない動物を治療することはやはり難しさを感じます。ここは多くの獣医師が日々頭を悩ませているところでもあります。

また、動物のおかれている状況と飼い主さんの考え方のギャップが大きければ大きいほど治療は困難を極めます。

この場合は病状をきちんと理解してもらうことが重要です。その中で決定した治療を行う。これが当院のスタンスです。しかし、それは相互の【信頼関係】の上に成り立つ事柄です。

信頼関係の構築ができた上での治療は動物にとって最良の治療となると自分は考えます。
獣医師に対しての【信頼】と飼い主さんに対しての【信頼】この2つがすごく重要です。
当院がここまでやってこれたのも信頼をおいてくださった患者様の支えのおかげだと思っています。

自分はこれまでどおり信念を曲げることなく獣医療を行い、更によい方向で患者様のお力になっていきたいと考えています。

ふと、なんとなく思ったことを書いてみました。


心雑音

2015/04/20(Mon)

いつもご訪問頂きありがとうございます。

今回、当院に他院の先生より循環器疾患のご紹介がありました。

紹介内容は【心雑音】が聴取されるので詳しく検査をしてもらいたい。という内容でした。

最近、このような形で近隣の先生方より症例の紹介を良くいただくようになりました。すごく光栄です。

さて、心雑音ってどんな時に生じるのか皆さんご存じですか?

心雑音は心臓の弁の異常で血液が逆流をおこしている時や狭窄をおこしているところを血液が通る時、短絡疾患(動脈管開存症、心室中隔欠損症などといった心臓や血管の奇形に関する病気)や心臓病の影響で心室の拡張性が傷害された時などに主に聴取されます。

今回の症例の心雑音の原因は僧帽弁逸脱による弁の閉鎖不全症から起こっているものでした。腱索という弁を吊っている紐状の組織が断裂したことが原因として考えられます。



上記の画像から僧帽弁(左の房室弁)からの逆流があるために右と左を隔てている心房の中隔という壁が右心房側にこのように変位しています。これは、逆流のために左心房が拡大し、内部の圧力が上昇しているためです。これがひどくなると肺水腫という恐ろしい病態を招きます。弁の閉鎖位置の変位もあり、腱索断裂を疑う所見が認められました。

【組織ドップラ】


また、当院のエコーでは【組織ドップラ】という機能がついており、弁輪部の動きを波形としてみることができます。この症例の場合、僧帽弁の弁輪部の動きに異常が認められ、心臓の筋肉の弛緩異常が疑えます。

当院ではこのようにエコー検査などを用いて心臓の形態的な動きや、血流の評価を行い、治療を決定しています。

以前、【心雑音】を指摘されたことのあるワンちゃんや猫ちゃんを飼われている飼い主様はこのような形での心臓検査を受けていただくことをお勧めいたします。心臓病は進行性の病気です。悪化する前にきちんと検査を受けましょう。


治療から半年経過。

2015/03/09(Mon)

今日は少し皮膚病について書いてみます。
当院に昨年、8月から来院している症例。
初診時の主訴は『1年ほど前からかかりつけ医にて治療を行っているが、脱毛、痂皮などが一向に治まらない。』というものでした。

【来院時の状態】




当初、通っていた病院では抗生剤などを主軸にした治療が行われていました。
皮膚の状況から見ると【膿皮症】を最も疑う症例ですが、抗生剤が効かないとなると原疾患が何かあるのでは?ということで精査をさせていただきました。
検査を行っていくと、甲状腺のホルモンの値が犬の正常値よりかなり低値であり、甲状腺に甲状腺ホルモンを出しなさいと命令を出しているホルモン(=TSH)の値が異常に高値を示していいたため、【甲状腺機能低下症】と診断し、膿皮症の治療(病院での薬浴、抗生剤の治療)及び甲状腺機能低下症の内科治療を実施させていただきました。
抗生剤の治療は1ヶ月ほどで終え、その後は薬浴と甲状腺機能低下症の内科治療、ビタミンなどの補給を行い、半年経過した写真がコチラ↓↓





かなり、発毛し、当初、カサブタだらけだった皮膚の状態も良化いたしました。
皮膚病って、良くなるためには時間や手間がかかるのが通常です。
皮膚の正常なライフサイクルは21日。炎症などがある場合はライフサイクルは早まり、角化異常などを起こしたりします。正常なライフサイクルに戻してあげても発毛などにつながるのはそれから時間がかかるのが一般的です。なので、皮膚病の治療は難治性であればあるほど時間がかかります。

今回の症例の治療反応をうまく引き出せた大きな要因は飼い主さんの『治してあげたい』という気持ちと病気に対する理解力です。

※今回の症例の投稿に関しては飼い主様の了解を得ております。


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