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10月、11月の診療時間変更について

いつもご訪問ありがとうございます。
さて、10月と11月の診療時間の変更、および休診の案内です。

10月29日(土曜日) 午後より院長が学会出席のためAM9:00〜12:00までの診察時間となります。
11月12日(土曜日)院長、出張のため終日診察は行っておりません。

院長不在中は診察は行っていませんが、その他のご用件でご来院の場合はスタッフが対応いたしますので、お申し付けください。ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

さて、話はそれますが、普段の診療のことを少し。

先日から、他院より紹介のあった症例で『動脈管開存症』と診断した子犬のオペが立て続けに2件ありました(数ヶ月前には生後半年の秋田犬の症例をオペ)。1例は失神などを頻繁に起こしてしまうくらい重度な状態でした。


動脈管開存症は先天性の心血管奇形で、比較的まれな疾患ですが、放置しておくと、左心不全になり、肺水腫で命を落としたり、肺高血圧症に陥ると根治不能な病態へ移行する疾患です。2頭共に心検査にて手術適応時期でしたのでオペを行い、無事退院。先日、抜糸に来院されてましたが、失神などせず、調子は良いとのことでした。

手術可能な時期に手術を行えば完治する可能性が高い疾患です。ただ、毎回、オペの時はかなり緊張しますけどね。最近は遠方のほうからも症例のご紹介いをただけています。患者様や紹介元の先生方の期待に応えるべくこれからも自己研鑽が必用ですね。頑張ります。


6月の診療時間変更のお知らせと日本獣医麻酔外科学会九州地区講習会参加

6月に入りましたね。梅雨の季節到来です。
この時期は消化器病や皮膚病などが悪化しやすい時期です。
アトピーや、慢性の消化器病を基礎疾患として持つワンちゃんや猫ちゃんは、日頃の状態を普段より注意してみておいてください。異常を感じたら早めの受診をお勧めいたします。
さて、話は変わりまして、6月の診療時間の変更をお知らせいたします。

6月25日(土曜日)は獣医循環器学会に獣医師が出席のため下記の通り、診療時間の変更いたします。ご不便をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。

6月25日(土曜日)AM9:00から12:00(AM11:45に診療受け付け終了)

さて、話は変わりますが、昨日、福岡市内で開催されました日本獣医麻酔外科学会九州地区講習会に参加して参りました。久々の対面での研修会、およそ2年ぶりに他の先生と顔を合わせてきました。
当院からも1題『猫の収縮性心膜炎』を発表させていただきました。色々な質問やご意見をいただき大変勉強になりました。獣医師は日々研鑽の毎日です。昨日よりも今日といった具合に進歩できるよう努めて参ります。


ゴールデンウィーク以降の5月の診療時間について

さて、5月になりました。ゴールデンウィークも明け、忙しい毎日を送っていることと思いますが、ワンちゃん、猫ちゃんにとっては各種予防の最盛期です。皆様、しっかりと予防をやって、健康的な1年を過ごしましょうね。

さて、5月の休診日ですが、ゴールデンウィーク後は暦通りとなります。

また、5月9日(月曜日)は午前中、うきは市の狂犬病集合注射が実施されるため、院長が午前中、不在となります。診療をご希望の飼い主様は、午後3時以降の診療時間でのご来院をお願いします。その他、いつものお薬や処方食などが希望でご来院される飼い主様は、当院の看護師が午前中、対応いたします。

ご不便をおかけしますが、よろしくご理解のほどお願いいたします。


たかお動物病院 スタッフ


フィラリア予防について

いつもご訪問ありがとうございます。
さて、フィラリアの予防シーズン到来ですね。
そんな中、毎年、数件ではございますが、フィラリア予防時のフィラリアの感染の有無をみる血液検査のご質問をいただきます。先日もそういったご質問をいただきましたので、ここに回答をしたいと思います。まず、フィラリアの検査に関してですが、【安全に】フィラリア予防薬を飲んでいただくためには毎年飲ませはじめの時期にチェックが必ず必要になります。
理由としては、フィラリア薬というのは基本飲み薬になります。最近は注射薬もありますが、飲み薬の際は①投薬日にきちんと飲んでいなかったり、②体調が悪いときに飲んでしまい、下痢や嘔吐などで十分に薬が吸収されてなかったり、また、注射薬の場合には体重の変動があったりなどの理由から、予防を行っていたとしても予防がきちんと出来てなかったケースが考えられます。しかも、フィラリア予防薬というのはフィラリアになっていない犬が飲む薬であり、フィラリアになってしまっている犬が知らずに飲むと血液中のミクロフィラリアというフィラリアの仔虫(成虫は肺動脈内に主に寄生)が一気に死滅し、塞栓症などを起こし亡くなる危険性があります。そういった性質の薬なので【要指示医薬品】に指定され、添付書類にも下記のような記載があります。

ただし、ミクロフィラリアの検出の感度は比較的低いため、当院では感度の良い抗原検査キットを用いて検査を行っています。
予防で万が一の状態にならないため行う大切な検査であり、獣医師としては処方に関して責務のある要指示医薬品をいまだに検査もせずに処方している動物病院があるという話を令和のこの時代になっても聞きます。とても悲しいことです。当院は理にかなった獣医療を提供することをモットーにしています。大切な家族を守るためにフィラリアの感染の有無のチェックは毎年、予防開始時に行いましょう。


3月の休診日のお知らせ

朝は寒い日が続いていますが、日中は暖かい日も多くなり、春めいてきましたね。
コロナウィルスの感染拡大につき、入室できる人数の制限、手指の消毒へのご協力、マスクの装着、順番待ちを車の中で行ってもらうなどの対策を行っております。大変ご不便をおかけしておりますが、ご協力をお願いいたします。

それでは今月の休診日をお知らせします

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3月休診日

3月6日(日) 
3月13日(日) 
3月20日(日)
3月21日(月)春分の日
3月27日(日) 

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3月の院長不在日

今のところ不在日はございません。変更があり次第、お知らせいたします。

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お知らせ

2022年度の注射薬でのフィラリアの予防を開始いたしました。1回の接種でフィラリアを12ヶ月予防できるお薬になります。お仕事などで毎月の予防を忘れがちになってしまう方におすすめです。接種希望の方は当院までご連絡ください。

※新型コロナウィルス感染症の影響で、診療時間短縮など飼い主様にはご不便をかけてますことを深くお詫びいたします。最近、世界情勢でも何かと暗い話題が多いですが、この苦境を乗り越えて、また、笑って過ごせる平和な日常が来ることを願っています。

※近年、西日本を中心にマダニからのSFTS(重症熱性血小板減少症候群)が人の方で報告されております。犬・猫の感染例もあがっておりますので、お散歩時(特にワンちゃん)に不用意に草むらへの入り込んだりすることはなるべく避けましょう。また、月一度、マダニの予防薬(市販のものでは十分な効果が認められませんので注意が必要です。)を投与するよう心がけましょう。

※SFTSの人の致死率は10-30%と言われており、新型コロナウィルス感染症よりも圧倒的に高い致死率とされております。西日本にお住まいの方は特に注意が必要です。

早速ですが、病院設備もバージョンアップし、患者様の駐車場も拡張いたしました。以前のように病院前に駐車していただくのですが、駐車できない場合は奥の駐車場を利用できます。駐車できない際は、スタッフにお申し付けください。


今年の診療も無事終了

12月29日(水)の18時をもって2021年の診療を終了しました。
新年は1月4日より診療開始となります。
さて、今年も数多くの動物たちを診察しました。その中で、多くを学び、獣医としての成長もできたと思います。開業して今年で14年が経過。腐ることなく1歩1歩前に歩むことで、気づけば院内設備が増え、色々とできることも多くなりました。今年は特に、学会発表や自分の得意とする分野での雑誌の執筆の依頼(2本)があったりとコロナ禍ではありますが、充実した1年でありました(ありがたいことに来年にももう1本雑誌の執筆が決定しています)。



自分は現在で45歳、アラフィフと言われる年齢になりました。時が経つのは早いものです。来年も悔いが残らないように自分の可能性を信じて突き進みたいですね。


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