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胆嚢粘液嚢腫

いつもご訪問ありがとうございます。
先週は重症疾患症例が立て続けになり、大変でしたが、全頭、無事に退院してくれまして、ほっとしています。
さて、その症例の中で外科をおこなった胆嚢粘液嚢腫の症例。
食欲が無く、元気がないことを主訴に来院された症例でした。
各種検査で胆嚢粘液嚢腫からの胆のう炎、腹膜炎を疑い、OPEを行いました。
胆嚢疾患などでは術中血圧がかなり低下することもあるのですが、動脈内にトランスデューサーを留置し、血圧を監視しながら、薬剤などを適宜使用したことで、術中の血行動態は安定しており、無事、手術を終了することが出来ました。
ただ、胆嚢は所々に壊死巣が認められており、あと少しで破裂するところでした。

術後経過は順調にて、食欲も改善したため、退院。ご家族の皆さんでお出迎えになり、当初は暗かった飼い主様の顔に笑顔が出てきたのは嬉しかったですね。


今年もやってきました。

今年もやってきました366日ふくおかの猫のカレンダー、今年は20部を入荷いたしました。
前年度までは¥1,000(税込)で販売をしていましたこのカレンダーですが、今年からは当院に来院してくださった患者様で欲しい方先着20名様に配布したいと思います。

無くなり次第、終了となります。

たかお動物病院 院長