院長ブログ/ BLOG
院長不在のお知らせ
4月16日(月)午前中
4月17日(火)午前中
4月18日(水)午前中
はうきは市での狂犬病集合注射接種のため、院長が不在となります。
ですので、午前中は診察は行なえません。診察以外でのご用件はスタッフにお申し付けください。
診察をご希望の患者様はご迷惑をおかけしますが午後3時以降の診療時間での来院をお願いいたします。
たかお動物病院
院長 高尾 紘一郎
3月31日(土曜日)の診療時間変更のお知らせ
福岡県獣医師会両筑支部の総会開催のため、3月31日の診療時間を下記の通りとさせていただきます。
AM9:00〜PM2:00
※PM5:00まで当院スタッフは待機しております。診療以外のご用件はスタッフにお申し付けください。
ご迷惑をお掛けしますが、地区獣医療に関して重要な話し合いになります。ご理解のほど宜しくお願い致します。
たかお動物病院 院長 高尾 紘一郎
院長不在のお知らせ
院長不在のお知らせ】
明日、3月24日(土曜日)はPM3:00以降院長不在となります。診察をご希望の方はPM2:30までに受付を行ってください。診察以外のご用件がありましたら、スタッフまでお申し付けください。ご迷惑おかけしますがよろしくお願いいたします。
たかお動物病院 院長 高尾 紘一郎
日本獣医師会 獣医学術年次大会(大分)に参加
2月11日(日)は別府のB-Con Plazaで開催された日本獣医師会 獣医学術年次大会に参加してきました。早朝より自宅を出て別府に向かいましたが、道中、気温が−3℃まで下がっている地域もあり、路面状況などがとても不安でしたが、何とか無事に学会会場に到着しました。
↓が学会会場です。流石、有名アーティストなどのコンサートとかも行われる会場なだけに立派です。
この日本獣医師会 獣医学術年次大会というのは平たく言うと毎年開催される日本獣医師会主催の全国大会です。今年も全国各地より数多くの著名な先生方が参加されていました。勿論、小動物分野だけではなく、産業動物、公衆衛生部門の発表(こちらのほうが規模が大きいです。)もあります。獣医師の仕事の全分野における学会です。自分は午前中に小動物分野の研究報告の発表を聴き、午後からは『不明熱』の講演を聴いてきました。ここ近年、国内におけるマダニからの伝染病『重症熱性血小板減少症候群(SFTS)』の最近の知見報告などがあり、日常診療において有意義な情報を色々と得ることができました。
帰りは、懇親会に参加する予定でしたので1泊の予定でしたが、積雪で通行止めになる可能性が濃厚でしたので、終了後、帰路につきました。(案の定、翌日は大分道は積雪で通行止めになっていました。)
そして、今朝(2月13日)も積雪、今年は例年と違い、とても寒い冬ですね〜。
子犬のワクチン
3ヶ月の子犬が他の病院で10種ワクチンと狂犬病ワクチンを同時接種され、ワクチンは今後要らないと言われたらしく、心配になってるとの相談の電話がありました。
まず、問題点としては
1.混合ワクチンと狂犬病ワクチンを同時接種している。
2.生後3ヶ月の子犬に対してワクチン接種を1回で済ませている
3.一度のワクチンだけで生涯ワクチン接種が不要としていること
という、3点が挙げられます。
まず、1に関してですが通常、混合ワクチン(ジステンパーやパルボウィルス感染症などの予防ができるワクチン)を接種した場合、次回接種まで3〜4週間の期間をあけるようにワクチンに添付されている文書に記載されています。また、狂犬病ワクチンの添付文書には【本剤と他のワクチンとの同時投与は避けること。】と明記されています。
つまり、【同時に接種しちゃ駄目よ!!】って事です。
また、2の子犬の時期のワクチン接種の回数の件ですが、移行抗体【母体から胎盤を通して貰ってくる病気に対する抗体】の関連から、通常、2ヶ月以上の子犬に3〜4週間間隔で3回接種が基本となっています。理由としては移行抗体が存在するとワクチンの効果がうまく出ないためです。これを【ワクチンブレイク】といいますが、移行抗体の存在はワクチンブレイクを起こす1つの原因となります。なので、結果は移行抗体がない時期に接種するのが一番なのですが、個体によっては2ヶ月で移行抗体が無くなる子犬もいるし、4ヶ月近く移行抗体が残っている子犬もいます。これは見た目だけでは判断できません。
それじゃ〜、移行抗体を測定してワクチン接種すればいいじゃん!!って事になりますが、手間やコストを抜きにすればそれが理想です。ただ、手間やコストを考えると、抗体価を測定するより生後2ヶ月から1ヶ月おきにワクチンを接種していくやり方が健常な子犬にとって簡便で且つ効果的なやり方なのです。
3ですが、成犬になっても定期的にワクチンの追加接種が必要となっています。ですので、今後接種しなくていいというのも間違いです。
折角していただく予防が最大限の効果を発揮できるように予防を行うこと、また、それを行うことによって飼い主さんや動物の生活を守るのが僕ら獣医師の仕事です。正しく皆様にご理解していただきたく書かせていただきました。
またまた、ネコちゃんの誤食
今月2例目の猫の誤食症例です。
突然の吐き気を主訴に来院され、検査にて胃内異物による嘔吐と診断した症例です。
今回も内視鏡で異物の摘出を試み、無事摘出することができました。
がっちりと詰まっていたため、開腹手術も考えましたが、とれて良かったです。
【動画です】
若い猫ちゃんの誤食症例が続きます。気をつけましょうね。