院長ブログ/ BLOG
後肢の痛み、跛行
昨日、最後に来院のあった症例です。
1ヶ月前より後肢の痛み(右)と跛行を主訴に来院。
身体一般検査より右大腿部の腫脹あり、X-ray撮影を行うと・・・
右腸骨翼の骨崩壊像があり
腰骨下リンパ節の腫大も確認されました。
詳細な検査はまだ行っておりませんが、こういった所見を呈する病気で一番疑わしいものは腫瘍性疾患です。
跛行を呈して、痛みを伴う病気は何も骨折や、関節疾患だけではありません。腫瘍が関連している起こることもあります。もしそうであれば、動物の予後に大きく影響します。
経過の長い跛行は一度かかりつけの先生にご相談されることをお勧めいたします。
診療時間変更
ご訪問ありがとうございます。
新着情報でも記載いたしました診療時間変更のお知らせです。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。
停留精巣の腫瘍化
ご訪問いただきありがとうございます。
今回『停留精巣』が腫瘍化を起こした症例の手術をいたしました。
『停留精巣』とは睾丸が陰嚢という場所に収まっていないことを言います。
遺伝的素因が関与していると言われています。
精巣腫瘍の発生頻度が高くなると言われ、早期の去勢手術が必要になります。
精巣腫瘍の中には恐ろしい随伴症状を伴うものもあります。
(腫瘍が産生するホルモンに骨髄がおかされ、起こる貧血etc)
この症例も左右ソケイ部の停留精巣でした。
エコー(左の精巣:精巣の内部構造が崩壊しており、腫瘍化していることを疑います。)
摘出した精巣(大きい方が腫瘍化した精巣:左側、萎縮した精巣:右側)
この症例は左側のソケイヘルニアも併発しておりましたので、同時に整復いたしました。
上記でも述べたように停留精巣は腫瘍化のリスクが高いです。早期の対策が必要です。
8月24日、26日の診療について
8月24日、26日は獣医師不在のため、診療を行っておりません。
診療時間内はスタッフはいます。診療以外のご用件がございましたら、スタッフにお申しつけください。誠にご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
たかお動物病院
院長
花火
いつも、ご訪問いただきありがとうございます。
つい先日のことですが、私の長男の保育園で行われたイベントに参加してきました。さすがに夏ですね?
夜でもすごく暑いです。
イベントの最後に打ち上げられた花火をパチリ・・・
短い時間ではありましたが、夏を感じた良い時間を過ごさせていただきました。
猫の呼吸困難
いつも、ご訪問ありがとうございます。
先日、当院に呼吸困難を主訴とした猫の来院がありました。
飼い主さんの話では、口を開けて呼吸をしているとのこと。
以前から心臓に問題のある子(肺動脈弁狭窄症)で内科治療を行っていたのですが、ここ最近、その内科治療が続けられていませんでした。
早速、胸部X-rayをとると・・・
背腹像(DV像)
ラテラル像
胸腔内の異常が確認され、超音波検査を行うと液体の貯留が確認されました。
胸の中にこのような液体が200ml程貯留。
液体は細胞成分に乏しいものでした。
あわせて、心臓超音波検査も行いました。
このように、拡大した右心房(RA)と右心室(RV)が認められます。
肺動脈弁狭窄症も以前よりひどくなっておりました。
長軸断面:拡大した右心房(RA)と右心室(RV)
右心房、右心室の重度の拡大はありますが、三尖弁(右房室弁の)逆流は併発しておりませんでした。
このような状況になったのはやはり、肺動脈弁狭窄が原因です。
検査後、内科治療を行い、現在は
のように液体の貯留も落ち着きました。よかった~!!
今後の治療のこともありますが、とりあえず一旦状況が落ち着いたことが何よりです。