原鶴温泉花火大会
2016/05/21(Sat)
昨日の夜は毎年恒例の『原鶴温泉花火大会』が行われていました。
当院の駐車場からでも花火は見えるので子どもと一緒に外で弁当を食べながら観賞いたしました。

いや〜、とても綺麗です。
昔はよく会場まで行って花火を見ていましたが、少し離れたところで見る花火が最近は情緒深く感じられますね〜。
また、一度でいいから上空から見下ろす形で花火を見てみたいものです。
毎年この花火大会をみるともうすぐ夏だなぁと感じてしまいます。
世間的にあまり良いニュースを聞くことが最近ありませんが、ちょっとだけ元気をもらいました。
さて、今日も1日頑張るぞ〜〜!!
他院で余命数ヶ月と言われたワンちゃん
2016/04/23(Sat)
先日から他院より転院されたワンちゃんの来院がありました。
以前の動物病院で『腎不全、夏までしか持たないよ』と言われたワンちゃん。
飼い主さんが前医の診断に御納得いかないとのことで、お知り合いの方から当院を勧められ来院。
と、ここまではどの病院でも比較的経験をする転院症例の一般的な内容。
腎不全であることを当院でも証明すればご納得いただけると思い検査に臨むと。。。
何かが違う。腎不全なのにクレアチニンのデータが低い。。。
お腹のエコーをみると、子宮の異常が。。。
結果『子宮蓄膿症』でした。
夏までとはいわず、このままの状況であれば明日までもつかわからない状況。
血小板の数値も低下しており、全身的に紫斑が認められるような状態。黄疸もあり、自分の力で立つこともままならない状況でした。
輸血をはじめ様々な薬剤を用いて手術に臨み、無事手術は終えることができました。
今回も↓が役に立ちました。

血小板が低く、出血しやすい状況なのにこの電気メスを使用することにより出血はほぼありませんでした。

術後経過も順調で一昨日より食欲旺盛。血液のデータもほぼ正常値に回復。
本日、無事に退院でき、飼い主さんの顔にも笑顔が。
退院後も定期的な通院は必要ですが、とりあえず一安心。

最後に飼い主さんは『もし、あのまま以前の病院の先生の言葉を信じていれば、この子は助かっていない』と言っておられました。正直、その言葉は自分の胸にも響きました。
自分たち獣医師は病気に対して常に謙虚であるべきであり、驕りは禁物、言葉を話せない相手なので全体的な病状の把握をしないといけないいうことを改めて再確認した症例でした。
当院では毎年少しながらですが、獣医療のバージョンアップを図るための投資を行い続けています。今後もこの投資は行い続けるでしょう。
美味しいフィラリア・ノミ・マダニの予防薬
2016/04/19(Tue)
下記の製品、この春から当院でも導入いたしました。
昨年春から当院でも使用しているノミ・マダニ薬の新製品なのですが、この薬、何が凄いかというと
『フィラリアもノミもマダニも予防できる』というところです。
それに加え、ワンちゃんの嗜好性が高いところもポイントです。
体重に合わせ各種取り扱いを始めました。4月から12月分までおまとめで購入された患者様には特典もございます。(4月末日まで)
今年も予防をしっかり行いましょう。
GW(ゴールデンウィーク)の診療について
2016/04/18(Mon)
日曜日と5月4日のみ休診で他の祭日は以下のとおりで行います。
AM9:00~PM2:00
※GW(ゴールデンウィーク)中は業者の方々がお休みになります。処方食などは早めにご連絡ください。
地震
2016/04/15(Fri)
昨日、熊本で震度7の地震が起きました。
夜の9時半位だったかと思います。携帯のあの恐ろしいアラームとともに大きな揺れ。。。
後々確認すると当院の所在する地域では震度4位の揺れだったみたいです。
その後も何度も体感できる余震が続きました。子供が『怖い』と言って揺れのたびに起きていました。
幸いにして当院は地震の被害はありませんでしたが、本日、TVで報道されている熊本の様子をみると、家屋の倒壊、道路の寸断、新幹線の脱線などと大変な惨事になっていることが分かり、一瞬の揺れで甚大な被害をもたらす地震に恐怖を再び感じるとともに、日常、無事で仕事ができている環境というのがどれだけ有難いものなのかということを感じました。
被災された方には、心よりお見舞い申し上げますと共に亡くなられた方にはご冥福をお祈りいたします。
また、福岡県獣医師会が取り組んでいる『災害時協力動物病院』に当院もエントリーいたしました。
微力ではありますが、被災地から福岡県獣医師会に要請があった際には協力させていただきます。
新しい機器を導入いたしました。
2016/04/15(Fri)
いつもご訪問頂きありがとうございます。
さて、今回は機器の導入についてお知らせです。
以前より欲しかった『シーリング機能付き電気メス』を遂に導入いたしました。
画像はコチラ↓

この機械はドイツ製で最新式のシーリング機能付き電気メスになります。
シーリングって何かと申しますと、血管を出血させないようにシールすることの出来ることを指します。
このような↓器具で血管を挟んで、機械を作動させてやるとにより血管をシールすることができます。

人の医療の現場でも手術の際に用いる機器です。通常の電気メスとはワケが違います。
手術時間の大半は止血時間にとられることが多いです。出血があると術野が見難くなりますし、大出血は命に関わります。この機械を使用することで確実な止血を楽にすることができ、スピーディに手術をすすめることができます。早速、昨日、猫ちゃんの手術に利用しましたが出血は殆ど無く、短時間で手術が無事終わりました。凄い時代になったものです。今後、この手術器具を使用し、一般的なニーズのある去勢・避妊手術から重症症例の手術まで対応していこうと思います。この機械でより多くの命に役立てたいと思います。